(書評)ルカの方舟・伊予原新
【書評:文責・桜井彰】南米のパタゴニアで隕石が発見され、帝都大学で鑑定が行なわれる。鑑定を指揮した笠見教授は、隕石は火星から飛来したもので、生命の痕跡があるとの論文を発表、一躍世間の注目を浴びる。ところが、笠見教授は実験の途中に液体窒素を吸って死亡し、研究室に
【書評:文責・桜井彰】南米のパタゴニアで隕石が発見され、帝都大学で鑑定が行なわれる。鑑定を指揮した笠見教授は、隕石は火星から飛来したもので、生命の痕跡があるとの論文を発表、一躍世間の注目を浴びる。ところが、笠見教授は実験の途中に液体窒素を吸って死亡し、研究室に
【書評:文責・桜井彰】FB「おすすめの本」で激賞されていました。主人公の希久夫はフランスで事故死した妻美奈子の遺言でホンダの赤いスポーツカーS800(エスハチ)を引き取る。免許を持たない希久夫は免許を取り、エスハチに乗り、カーナビの履歴を参考に美奈子の
道をたずねる (小学館文庫 ひ 19-1) 【書評:文責・桜井彰】別府で育った3人の中学生は学校の裏山にあるクスノキに登り「お互いピンチに陥ったら助ける」「友の頼みは断らない」「隠し事はしない」の3つの誓いをたて各々の道を進む。体が大きくて柔道の猛者一平は父の
【書評:文責・桜井彰】伊予原さん直木賞受賞、おめでとうございます🎉昨年から読み始めた伊予原さんの新作短編集。「夢化けの島」山口県の大学で助教として地質学を研究している歩美は萩市の沖にある見島に向かう高速船で萩焼の土を探す青年三浦光平と出会う。三
【書評:文責・桜井彰】2007年に刊行された第1回日経小説大賞の受賞作。主人公はK大を卒業、電気会社の重電部門に所属しロンドン勤務が3年目になる駐在員の高岡と、同じくK大を卒業し演劇の勉強をする為に王立演劇学校に入りロンドン在住23年になる40代半ばの
【書評:文責・桜井彰】クレジットカード会社プレミアムクラブのメンバーが「失われたふるさとを回復し、過ぎにし日々に帰る」というサービス(1泊2日で50万円)を受ける話。松永徹は、独身で創業120年の大手食品会社の社長。室田精一は、夫人から熟年離婚されてし
【書評:文責・桜井彰】犯罪者を父にもつ真柴亮は、自分は犯罪者になるまいとひっそり生きている。ところが不幸にも同僚の起こしたトラブルに巻き込まれてしまい町のチンピラを、逃亡中には警察官を殺害してしまう。長年恨んでいた父親から手紙を受け取った真柴は
壮大なドラマは身近なところにある。子どもたちが日頃の遊びの中から築き上げた、助け合いのネットワークが、世間を小馬鹿にした大人のこずるい犯罪を徹底して追い詰め、その邪悪な本性を暴き出すという爽快なサスペンスだ。読み終わると、体の底から元気
小説の舞台、滋賀県大津市出身の義娘の影響で回りが「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」を回し読み、小学5年生の孫までも一気に読むほど面白い、というので最後に私も読み始め、はまってしまった。すっかり、成瀬あかりのファンになってしまった。 2025年
企画舎GRITは2024年11月18日より、6年目に入りました。大きなプロダクションではありませんが、NHK解説番組「視点・論点」という10分のオピニオン番組の制作を通して、時代の空気を呼吸しながら、この半世紀、テレビ番組作りのノウハウを大事にしながら「やり残した“宿題”」を